いい判断をするためには「状況をとらえるための敏感な心」と「とらえた状況にゆさぶられない鈍感な心」の両方が必要になる。
などと、もののわかったような警句を書いてみた。こういう警句を書きたくなるのはたいてい、「敏感な心が状況をとらえたけれど、その状況にゆさぶられている」ときだ。
つまり、自分が切実に感じている悩みごとは、巧みに反転するともっともらしい警句になるということなのだね。
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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki
『数学ガール』作者。 結城メルマガとWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。
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