結城の座右の銘は、次の言葉です。
いつも喜び、たえず祈り、すべてに感謝。
この話をすると「不幸なことが起きても感謝するのですか」と尋ねられることがあります。「たとえば○○が起きたら? たとえば△△になったら?」のように不幸な出来事を列挙されて詰め寄られることもあります。
詰め寄られたら困ります。
でも、そもそもそこに傲慢が隠れているように思います。
傲慢?
「いま、私の身に起きていることは『真の意味で不幸だ』と自分で判断できる」という傲慢です。
私は神ではありません。
卑近な例で説明します。
信号でちょっと足止めを食ったとき、そのタイミングのずれで三十分後の交通事故が避けられたのかもしれません。
あるいは仕事でのとんでもない大失敗が、三年後に伴侶との出会いに結びついているかもしれません。
人生に正解はない。 人生に失敗はない。
ですから、私は感謝する人生を選びます。何があっても馬鹿みたいに感謝する。感謝しようと試みるのは、私にもできます。
足止め食ったらムッとします。大失敗したら落ち込みます。それは当然のことです。でもそれを引きずらない。そうだ、これも感謝なのかもしれないと思う人生でありたい。
いつも喜び、たえず祈り、すべてに感謝。