「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。わたしたちの日ごとの食物を、日々お与えください。わたしたちに負債のある者を皆ゆるしますから、わたしたちの罪をもおゆるしください。わたしたちを試みに会わせないでください』」 (ルカ第11章より)
主の祈りに出てくる「御国」についてときどき思う。
「御国」は「神の国」。「愛なる神が支配する国」とパラフレーズしてみる。行動原理が愛に基づいている世界のことを想像する。
そして、自分の心という小さな国は何に支配されているかを思う。自分の行動原理の中心には誰がいるだろう。
そこまで思った上でもう一度「御国が来ますように」という主の祈りを口にする。