2017年02月13日(月)

「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。わたしたちの日ごとの食物を、日々お与えください。わたしたちに負債のある者を皆ゆるしますから、わたしたちの罪をもおゆるしください。わたしたちを試みに会わせないでください』」 (ルカ第11章より)

主の祈りに出てくる「御国」についてときどき思う。

「御国」は「神の国」。「愛なる神が支配する国」とパラフレーズしてみる。行動原理が愛に基づいている世界のことを想像する。

そして、自分の心という小さな国は何に支配されているかを思う。自分の行動原理の中心には誰がいるだろう。

そこまで思った上でもう一度「御国が来ますように」という主の祈りを口にする。


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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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