何かを考えている。 以下は支離滅裂な文章になると思う。
何かを考えている。 ずいぶん昔、仕事に関係していろいろ悩みごとがあったとき、町なかをぐるぐると歩き回って文章を書いていたことがあった。
マックに立ち寄っては少し書き、ドトールに寄っては少し書きして、短い文章をちまちまと直していた。何か大きなプランがあったわけではなく、作戦があったわけでもなく、その時点での自分の心の中にあって吐き出すべき言葉を吐き出していた。
といっても、私小説みたいな文章を書いていたわけではなくて、いやそうかもしれないけど、表面上はそうではなくて、たくさんのフィルターや変換器を通ってきた後の言葉を書き留めていたことになる。間接的には自分の心を書き留めていたのだろうか。
今にして思えば、そのような行為は自分の健康のために必要だったのだろう。自分を整えたり、自分を支えたり。自分の中の言葉を外に出すことで自分が支えられるというのは変な話に聞こえるかもしれないが、形にすることが大事だったんだろうね。
そして最近、あの頃と似た何かを感じている。町なかをぐるぐると歩き回って、店をはしごしてちまちまと文章を(仕事とは無関係な文章を)書いてみるのが必要なようだ。
たとえば、この文章のように。