学校があって、机も教科書もあって、決まった時間に授業が開かれて、先生がやってきて説明してくれて、仲間がいて、道具も揃っていて、試験日も決まっていて、試験内容も決まっていて、その内容を学んでいけばいい点取れて、いい点取れればほめられて、いい気分になれる。
学校の勉強ってなんて素晴らしいシステムだったんだろう。
そのぐらいまで極端なお膳立てを整えても、勉強しない人はしない。文句つける人は文句付ける。いったい学びってなんだろうね。
森を抜けて仕事場へ向かいながら、そんなことを思っていた。
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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki
『数学ガール』作者。 結城メルマガとWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。
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