たとえば朝。
彼女が眠い目をこすりながら、
「にゃあにゃあ!起きましたかあ?」
って猫の真似をしつつ、コーヒーをいれてくれる。
「そーだ!美味しい葡萄があるんだよ!」
彼女は出し抜けにそんなことを言って、
透明なグラスに葡萄の粒を三つ四つ、いれてくれる。
食べ終えたあとのグラスが、何だかとても綺麗なので、ちょっとスケッチしてみたり。
そんな、二人の朝。
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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki
『数学ガール』作者。 結城メルマガとWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。
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