2015年10月20日(火)

たとえば朝。

彼女が眠い目をこすりながら、

「にゃあにゃあ!起きましたかあ?」

って猫の真似をしつつ、コーヒーをいれてくれる。

「そーだ!美味しい葡萄があるんだよ!」

彼女は出し抜けにそんなことを言って、

透明なグラスに葡萄の粒を三つ四つ、いれてくれる。

食べ終えたあとのグラスが、何だかとても綺麗なので、ちょっとスケッチしてみたり。

そんな、二人の朝。


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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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