感謝を忘れた人を応援する人は極めて少ない。いくら正当な言葉でも、愚痴ばかり言ってると人は離れていく。「ご意見番」を気取るのもいいけれど「うるさがた」に徹するのもいいけれど、それは、まわりにたくさん感謝してこそだ。
むかしむかし、すごくむかしの知り合いに有能なプログラマがいました。でも、その人は「ぼやき系」で愚痴ばかり言ってた。正当な意見も何割かはあった。八割くらいかなあ。でも感謝はなかった。感謝の言葉を聞いた経験はほとんどなかった。まわりからは一目置かれていた。優秀だからね。でも、その人を好きな人は少なかった。感謝の言葉があったらな、とよく思った。でもそんなこと、大人に言えない。「もっと感謝したほうがいいよ。応援してくれる人や、環境や、まわりにね」なんていう言葉、いい大人にはなかなか言えない。
だから、ぽつんとここに書いておく。
感謝を忘れてはだめ。
「ありがとうと言ったら死ぬ病」にかかってはいけない。
具体的には、こまめに「ありがとう」というのがいい習慣だ。
こまめに「ありがとう」って言う。「すみません」よりも多く「ありがとう」って言う。こまめに「ありがとう」と言う習慣を身につけるのはとても大事。五年、十年経つうちに、絶対に世界は変わる。
あなたのすぐそばから。