「新しい本の企画」というノートブックには、334個のノートが入っている。
ざっくりいって100〜200冊の「こんな本書いてみたいな」というアイディアである。書くスピードがぜんぜん追いついてない。もっとも、ノートの大半はアイディアの断片に過ぎないのだけれど。
自分が何を考えているか、何に関心があるのかを再確認する意味では大事かもしれない。
結城は自分の活動を「本」という形にまとめるのが好きなのだな、と思う。学んだこと、知っていること、経験したことを「本」にまとめる。そこで一区切り。自分の足場を築く。山を登るベースキャンプのようなもの。途中はいろいろさまよったけれど、まずはここまでは来たかな。そんな気持ちになるのかもしれない。